Feb 2010
[day29] メルボルンの家族
パースから次の目的地は東海岸のメルボルンです。今回のフライトも独自手配のディスカウントエコノミーだったのですが、席はなんと中央三列シートのど真ん中。しかも両脇いはごつい兄さんたちがという状況で、さすがにこれはきつい。前回はエコノミーでも意外と快適かもしれないなどと思ってしまいましたが、前言撤回やっぱり乗れるものなら上級クラスの方がいいです。
従弟との再会
実はメルボルンには伯母家族が住んでいまして、前回のオーストラリア滞在時にも最後2カ月ほど居候させてもらったのですが、今回も5日間ほどお世話になってきました。そして、今回の滞在で一番楽しみにしていたのが、この3年間でイスラム教徒に転向し結婚までするという面白い生き方をしている二人の従弟たちに会うこと。年下の従弟たちが生活を落ち着けているのに対して、僕はこうして文字通り世の中を放浪しているという状況はどうしたものかと思ったのですが、まぁ国も文化も違うということでそれ以上は深く自己追求はしないようにしておきます。僕だって来るべき時が来れば落ち着きますって。
伯母の家に皆で集まって夕飯を食べたのですがメインは焼き肉。ムスリムの人と焼き肉卓を囲むなんて、またまたレアな体験をしてしまったものです。肉に関しては戒律で禁止されている豚肉以外はOKらしいのですが、どうにも禁欲的な生活をしている印象があったので意外でした。その後は皆でモノポリー。既に結婚しているとは言え同年代の5人なので相当に盛り上がります。宗教的な違いはあっても根本的に楽しいことは一緒ですからね。でも盛り上がっている最中に皆がお祈りの時間だからということで一斉にさらっと席を立ったときはちょっと不思議な感じが。別にネガティブな意味合いはないのですが、あぁ、こういう生活もあるものなのかと。文化の違いって面白いですね。
シティ散策
わずか5日間の滞在なので、一般的な観光はやや控えめで。友人と会ったりブログを書いたりしていたら時間なんてあっという間に過ぎていきます。そんな中で一日だけはシティの散歩もしてみまたのですが、やっぱりメルボルンは街並みがきれいでいいところですね。特にシティ中心部の裏道で石畳+レンガ造りのカフェがたくさんあるあたりとか、巨大な鳥居のあるチャイナタウンのあたりとか。オーストラリアは移民の国なので様々な顔があって面白い。あと、運だめしにとカジノのルーレットにも挑戦してみたのですが、見事に$100の大敗。うーん、やっぱり僕は一獲千金は向いてないみたいです。地道にコツコツやっていく方が性に合っていそうだ。
本物のIMAX
あとは、メルボルンでの意外な出来事と言えば、話題の映画アバターを本物のIMAXシアターで見れたことでしょうか。日本にも3Dの映画館はいくつもあるのですが、真のIMAXシアターという規格に沿ったものはないんですよね。せっかくならば本格的なシアターで観たいよなぁと思っていたら、友人から「明日IMAXに行くけど一緒にどう?」とお誘いが。しかもメルボルンのIMAXシアターは世界でもトップクラスの大きさらしく。予想外のところで大迫力の映像が堪能できたのがうれしかったです。