Jan 2010
[宿情報] Niras Bankoc-Boutique Hostel & Coffee
バンコク編もそろそろ終わりにしようかということで、滞在していた宿のご紹介です。hostelworldで見つけた Niras Bankoc-Boutique Hostel&Coffee、レビューでの評価が非常に高く、しかも低評価をつけた人が殆どいないのが好印象。実際に滞在してみると、確かに快適でまたバンコクに滞在する機会があったら、是非戻ってきたいと思わせてくれる宿でした。
立地は旧市街地と言われる寺などが点在するエリアの一角。カオサン通りまでは徒歩20分弱というところです。カオサン付近にもホステルは点在しているのですが、繁華街ということでかなり騒々しいとのこと。対して、このNiras Bankokcはローカルエリアにあるので落ち着いて生活ができます。ただ、唯一難点として挙げられるのがこの立地というのもまた事実。やや奥まったところにあるので、タクシーの運転手などは絶対に見つけられません。(というか、バンコクのタクシー運転手、道知らなすぎ…。)宿でくれる案内地図が生命線となるのでなくさないように注意しましょう。
hostelworldを使っているのは、いわゆる日本人宿にはあまりお世話になる気はないから。ここもお客さんの殆どはヨーロッパ系で、ごくたまにアジア人を見る程度。そのほうが外国に来た気分が盛り上がるのです。でも、驚いたことに宿のオーナーのロニーさんは日本語をかなりきちんと喋れる。なんでも、10数年前に愛知県に交換留学生として一年ほど滞在されていたそう。僕としてはやや複雑な気分なのですが、できればもっと日本人のお客さんが来てくれるといいなぁと言ってました。
部屋のクオリティもなかなか。僕の滞在したのは4人部屋のドームルームなので部屋の大きさはそこそこなのですが、少なくともセーフ&クリーンなのは間違いないです。多分、客層からいって落ち着いた生活を好みそうな人たちなので皆礼儀正しく、そして建物全体の綺麗さは、あのタイという国にあってここまでちゃんと清潔に保っているのは珍しいのではないかというレベル。
そしてなんといっても、一階のフロント兼カフェ。トップに掲載している写真がまさにここになりますが、ほんとにおしゃれなアジアンスタイル。暑い日の昼下がりは、このカフェでのんびりしながら、巨大なグリーンティーフラッペを飲むのがバンコク滞在時の習慣になってしまいました。しかも、宿の滞在者は無料でWi-Fiが使える上に当然電源も提供されるので、ノートPCを持ち込めば何時間でもネットができてしまいます。実際、僕はいつもこのブログをここで書いてましたよ。
ドームルームで一泊およそ500バーツ(1500円)という価格は、バンコクの相場からいえばやや高め。それでも、「ブティック ホステル」と自ら名乗り、各方面から高評価を受けているこの宿は、スタッフの皆さんのサービスも心地よく、十分に「お買い得」と感じました。とってもお勧めですよ。