旅行記

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20th (Tue)
Jul 2010

[day111] 友人とダマスカス

レバノンでの一週間の滞在後は、改めてダマスカスに戻りです。今回は14日間の観光ビザを取得して国内をゆっくりと回ろうかと。そして何より楽しみなのが、ダハブで会ったカップルバックパッカーのシンさん&トモコさんとダマスカスで再開予定だということ。ダハブからペトラ、アンマンと一緒に旅をした後で、僕はレバノン、彼らはイスラエルと違う目的地へ向かったのですが、お互い同じ時期にシリアに抜けてくるということでダマスカス集合ということになっていました。一応、当日に僕がダマスカスに到着するのはメールで連絡済み。無事に彼らに会えるだろうかと心配しながら、安宿が集まるマルジェ広場付近でタクシーを降りて歩いていると何やらこちらに向かって手を振っている人が見えます。あ、シンさんじゃないですか。なんでも僕の行動パターンを予測して、付近でお茶をしながら待っていてくれたそうで。この突然の出迎えには正直驚かされました。

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バールベックと雷の神様ベイルートだけで一週間はさすがに間が持ちそうになかったので、宿の切り替えのタイミングに合わせて近郊にあるバールベック遺跡まで泊りがけで出かけてみることにしました。移動手段は勿論セルビスです。他の国ではセルビスと言うと普通乗用車を利用した乗り合いタクシーのことを指すのですが、レバノンではこの単語の範疇に10人乗りのミニバスも入るようです。基本的にはローカルの人たちの足で、一部のバックパッカーを除けば外国人が乗ってくることは少ないみたいですね。

中東の現地人は基本的に英語が全くできません。数字とイエス/ノーが言えたらかなりできる方。ではそんな人達しかいないローカルバスに乗り込んでいくにはどうしたらいいのでしょう?基本はとっても簡単、目的地を連呼するのみです(笑)「バールベック?バールベック?」みたいに。手招きしてくれたら正解。支払いも周の人が一緒に勘定しながら必要なお札を教えてくれます。個人乗りのタクシーは得てしてボッタクリ傾向が強いのですが、セルビスの場合は周りと同じだけ払えばいいのである意味安心です。あとは行程を確実にするためには、宿で事前に目的と主要な乗り換え地をアラビア語でメモ帳に書いてもらうのがとても有効。このメモをバスのドライバーに見せれば確実に目的地で下してもらえます。また、メモを書いてもらうときには帰りのバス停の名前も忘れずに。

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翌朝、僕は皆と別れてレバノン行きの支度を始めます。滞在していた宿から街外れにあるバスターミナルまではタクシーで20分ちょっと。運ちゃんが気を利かせてくれてセルビス乗り場の正面につけてくれたおかげで、すぐにベイルート行きのセルビスに飛び乗れました。僕は体の線がかなり細いのでセルビスに乗るときは後部座席真ん中がほぼ指定席状態。ごついアラビア人のお兄ちゃんに囲まれながら3時間弱。知っているアラビア語の単語を並べたり、運ちゃんの拙い英語を通訳にしたりしながらの軽いコミュニケーション。これぞセルビス旅行という感じです。

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