Feb 2010
[day15] パースの親友
今回のパース滞在は、現地での親友とも呼べるヨハンの家に2週間お世話になりました。彼は僕より一歳年上なだけなのですが、大学卒業後すぐに自分の雑貨屋をパースシティに開き、現在では3店舗にも拡大しているというなかなかの経営者です。東京にも何度か仕入れで来ていて、その際には僕の部屋のソファで寝ていたりしたこともありました。僕がパースに着いたタイミングでは多忙な彼は韓国で仕入れの最中だったのですが、部屋自体は空いているので好きに使っていいよと素敵なオファーをしてくれたので、久しぶりにパースでの一人暮らしをさせてもらうことになりました。
別の友人に連れられて部屋に到着したらいきなり驚きが。いや、多少は予想していたけど、センス良すぎです。パースでは珍しい二階建てのタウンハウスで、一階のキッチンから上の階に上がると、天井高が4メートルはあろうかというロフト付きワンルーム。無垢材のフローリングと天井に、北欧風の家具がよくマッチしています。お店の売り物と思われるお洒落な雑貨類が棚のいたるところに散りばめられている様はインテリア雑誌のお手本を見ているよう。今度彼が東京にやってくるときには、これに負けない部屋を作っておかなくちゃなと思うと軽くプレッシャーです。
ちなみに、ヨハンのお店は名前をPigeonholeと言い、彼が世界中から仕入れてきたお洒落雑貨を販売しています。セレクションのセンスはパースでも随一なのではないかと。これならばお店をそのまま代官山に持ってきたところで通用するでしょう。そんなに大きな店舗ではないのですが、常に新しい商品を様々なルートで見つけてきているらしく、訪れるたびに面白い出会いがありそうです。ロンドンコートというパース市内でも有名な商店街の一角にもお店がありますので、パースへいらっしゃった際には是非ともお立ち寄りくださいませ。
ヨハンの帰国後は、彼の案内でパースに新しくできたバーに行ってみたりもしました。オープンテラスのバーで軽く飲みながらビジネス&デザイン談義。ちょっと硬めの話題をリラックスしながら語れるこの関係がすごく心地いいです。そして、帰宅後は二人してソファ座ってラップトップと睨めっこ。僕はブログのメンテナンスがありますし、彼はメールの処理やカタログのデザインなどを決めなくてはいけません。お互いに気を遣いながらも干渉はせず黙々と作業をする姿は、傍から見たらかなりシュールな光景だったでしょう。
どうやらこの二人かなり性格が似ているようなのです。当初の出会い自体はかなり偶然だったのですがその偶然には大感謝です。これからもこの友情を大切にしていきたいですね。