Nov 2009
世界一周旅行のもう一つの目的
やや思わせぶりな終わり方をしてしまった前回のエントリーですが、実際、裏の目的も存在しているのです。「各大陸で彼女を作ること」とかではもちろんありません。
ホントのところは、「修行期間」とでも言うのでしょうか、Webデザイナーとしての。旅の途中でアラブの大富豪と仲良くなったとか、バンコクで沈没(バックパッカー用語でその場所に根付いてしまうことを指す)したとか、何らかのアクシデントが起こらない限り、帰国後の僕はまたWebの仕事に就くことになるでしょう。できることなら、ちゃんとしたフリーランスとしてやっていきたいと考えています。そして、このブログはその新しい仕事のためのポートフォリオ的要素を狙っているところがあります。
ポートフォリオとしてのブログデザイン
ブログというと、ある程度ひな形ができたデザインに、文章や写真を流し込んで更新していくスタイルが一般的ですが、僕の場合は、ご覧のとおり、ある程度のお約束的要素は踏襲しつつも、フルスクラッチでデザインを起こしています。自由度が飛躍的に高まる半面、デザインやコーディングの確かな実力が試される手法ですが、僕だって何年もWebの世界で働いてきたのです。そこのところは「プロの技術」をちゃんと見せられるようにしたいですね。
実際、現状でも何人かの知り合いから「日本人のブログとは雰囲気が全く違う」という評価をもらっていますが、まだ未完の部分も多いので、これからどんどんパワーアップさせていきたいところ。ちなみに、大元のシステムはExpressionEngineという既製品を利用させてもらっているのですが、これが12月の頭にメジャーバージョンアップを控えているので、大晦日の出国までにはそのあたりも活用した新設計のページにしたいなぁと考えています。
コンテンツこそ命
また、僕はプロのWebデザイナーであると同時に、ライター、フォトグラファーとしてもお金を頂いて仕事をしたことが何度かあり、いずれの分野にもかなりのこだわりがあります(さすがに「プロ級」なんておこがましくて名乗れませんけど)。そして、道中ではサイトのデザインよりもむしろ、この二つのことをひたすらに続けることになります。量は質に転化するとはよく言われている言葉ですが、たくさん写真を撮って、文章を書いて、サイトのデザインをしてということをしていけば、きっと今よりもっと上のレベルに到達できるのではないかと思うのです。
これはある意味、「自分」という一番厳しいクライアントに向けて長期プロジェクトの制作をしているようなものなので、妥協はせずに、他の誰にも作れないような旅ブログを作りたいですね。あぁ、もちろん表の目的が本分なので旅そのものを楽しむことは忘れませんよ。ただ、仕事というしがらみから離れて自己研鑽の時間を十分に持てる折角の機会なので、一石で何鳥も狙いたいだけです。
さて、一人語り的な要素がだいぶ続いてしまったので、次回は世界一周チケットに対する僕なりの考察でも書いてみようかと思います。
01:46 20th Jan 2010
brian | No Debt World Travel said:
Satoshi-san, congratulations on your trip!
You can also work as a web designer as you travel. Many people do this and can stay on the road for a long time.